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2015.9.4

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トイレの給排水設備について

トイレのリフォームを行う上で給排水設備がどうなっているのか、ということは大切なポイントになります。
場合によっては思った以上に大掛かりな工事になることもありますので、間違えると大きなトラブルになることもありますので注意しましょう。

①タンクがどこについているのかを確認!

タンクの位置を確認して下さい。

タンクの位置を調べるのは、配管の長さがどのくらい必要になるのかを知る為です。
タンクには大きく分けて「背面タンク」と壁の隅についている「スミ付きタンク」の2タイプがあり、スミ付きの場合は、配管を延長しなければならない可能性があります。

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給排水に関係する施工事例はこちら



②床?壁?排水形式を確認!

排水形式には、床を通して排水する「床排水」と壁を通して排水する「壁排水」があります。
一般的には床排水が主流ですが、マンションの一部では壁排水タイプもあります。壁排水の場合はトイレ位置の変更が難しい事が多いので、お客様にはその旨を伝えます。
また、壁排水の場合は床上から排水管までの高さ、排水管が真っ直ぐかどうかを確認します。角度がついている場合は真っ直ぐに直す必要があります。

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左から【床排水】、【壁排水】


③腐食状況を確認!

給排水管の腐食状況も確認しておきましょう。

給排水管の腐食状況を確認します。赤サビがでるか、管からの水漏れがないかを確認して下さい。
管が腐食している場合は交換が必要になります。

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こんなところも確認しましょう。

排水芯の長さを測る

床排水の場合は、排水芯を測る必要があります。排水芯とは、便器背面の壁から便器便器の排水口の中心までの長さのことです。
排水芯を測るには、便器背面の壁から、便器の床部分に付いた大小のキャップのうち、大きいキャップまでの距離を測ることでわかります。
大きいキャップは排水口中心部の横に取り付けられているからです。新しい便器が現状の排水芯に対応しているかどうか確認しましょう。

設置場所を変更する場合

設置場所の変更を希望する場合、設置予定場所の給排水管・コンセントの有無と位置を確認する必要があります。
また、寝室の近くに設置する場合な遮音にも配慮し、配管やダクトスペースの位置や経路に注意しましょう。

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