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2015.10.19
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冬のお風呂場、ヒートショックを防ぐには
冬のお風呂場には危険があります。皆さんも経験があると思いますが、冬にお風呂に入る時に寒くてブルブル震えた経験はないですか?脱衣所から浴室への移動の際の急激な温度変化により、体に大きな影響を及ぼす『ヒートショック』は心筋梗塞や脳血管障害につながる非常に危険な状態です。ここではヒートショックについて取り上げます。
ヒートショックとは
ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響の事で、室温の変化によって血液が急激に上昇したり、下降したり、脈拍が早くなったりする状態のことを言います。1年間にヒートショックが原因でなくなる人はおよそ1万人以上で交通事故の死者よりも多いと言われています。
浴室の事故でこのヒートショックによるものが多く、若い人であれば、急激な変化にも耐えることが出来るかもしれませんが、65歳を超えた高齢者の場合は、動脈硬化で血管がもろくなっていたり、血管の調節能力が衰えていたりするため、脳血管障害などの重大な疾患につながり、そのまま死に至る可能性もあります。
このヒートショックを防ぐためには家の中、脱衣所、浴室に温度差を作らないリフォームをする事が大切です。
ヒートショックを防ぐためには
ヒートショック対策として、浴室を事前に温めるお手軽な方法は暖房換気乾燥機を取り付けることが効果的です。【体を芯から温め、お肌をきれいにするミストサウナをご紹介】こちらでミストサウナと一緒に紹介しています。価格も5万円からミスト機能付きの30万円のものまで幅がありますが、必要に合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
更に浴室のリフォームをお考えであれば床暖房をつけるのも一つの方法です。足もとから体を温めて、急激な温度変化がないようにし危険を避ける事が出来ます。
ただ、リフォームをしなくてもシャワーを使用し高い位置からお湯を溜めることで浴室の温度を高めたり、高齢者の方は一番風呂を避け、家族が入った後すぐにお風呂に入ったりと、少し工夫するだけでもかなり違ってきますので、是非気を付けてお風呂に入ってください。