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2015.10.20
お役立ち情報
洗面台のお掃除(リフォームの前に)
リフォームをする前に、洗面台を長く使用する事を考えることも大切なことではないでしょうか?定期的なお掃除、日頃から洗面台を綺麗に使用する事を意識する事で、今ある洗面台を長持ちさせる事が出来るわけです。そこで、ここでは洗面台の掃除の基本を紹介しまので是非参考にしてみて下さい。
洗面台にはこんな汚れがあります。
洗面台の主な汚れは、
1.水あか
2.石鹸カス
3.ヌメリ
4.カビ
5.ホコリ
洗面台といっても部位によって汚れの種類も異なります。
上の写真に部位別の汚れを紹介してあります。
それぞれの特徴を理解して、部位別に適した方法でお掃除をして下さい。
水あか、石鹸カスの汚れとは
水あかについて
洗面ボウルや水栓金具についた水滴が、乾いて白くなったものを「水あか」といいます。水道水にはカルシウムなどの無機物が含まれていて、水滴が蒸発する際に水道水中に溶け込んでいた二酸化炭素や酸素などと結びつき、白色の固形物ができます。そこに水がかかると、水に溶けやすい物質が流れ、炭酸カルシウムとケイ酸などの水に溶けにくい物質が蓄積して、水あかが形成されます。
対策として、研磨材の入ったクレンザーで物理的に落とすことが有効です。クレンザーは、水あかよりも硬く、材質よりも柔らかい粒子が入っているので傷をつけずに落とすことができます。
石鹸カスについて
石鹸カスは、石鹸成分や皮脂成分と、水道水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンが結合してできるものです。水に溶けにくいものなので汚れとして残ってしまって、落としにくいのです。
対策として、石鹸カスは水に溶けにくいので、浴室用洗剤などのキレート剤の入った洗剤で水に溶けやすい成分に変えて落としやすくします。それでも落ちない場合には、クレンザーで落とします。