お知らせ Information
2015.9.15
お役立ち情報
トイレの内装材の確認をしましょう
トイレのリフォームの際には内装材に何を使っているのかを確認しましょう。
内装材や下地次第で設備の設置や張替えの際の施工の手間が変わってきます。
また、床と壁の劣化状況も確認してみましょう。
①床材が何かを確認!
トイレの床材には、
「CF(クッションタイル)」「フローリング」「タイルカーペット」などがあります。
現場の床がどういった床材なのかを確認しましょう。
また、事前にそれぞれの特徴を把握しておく必要があります。
【CF(クッションフロア)】
水に強く加工しやすい反面、キズに弱い。
分厚くキズに強いものもある。
【フローリング】
仕上がりが美しいのがメリット。
デメリットは汚れが染み込みやすい点。
【タイルカーペット】
タイルの美しさには劣るものの、硬さがあり、防水性が高い。
樹脂製。
②壁材が何かを確認!
トイレの壁材には、
主に、「クロス」 「漆喰」 「合板」などがあります。
壁は、配線を通したり、手摺りや棚などの設備を取り付けたりするため、どういった材質のものを使っているかが重要です。
【クロス】
最もポピュラーな素材。
汚れに弱かったが、近年は防水タイプもある。
【漆喰】
防湿、防カビに優れている。
クロスよりはコストがかかる。
【合板】
湿気に弱いのが弱点ですが、ある程度の強度が期待出来る。
③天井材が何かを確認!
トイレの天井材には、
「クロス」 「漆喰」 「合板」などがあります。
天井材は、換気扇や照明を取り付けるためにどういった材質のものを使っているか確認する事が重要です。
【クロス】
最もポピュラーな素材。
汚れに弱かったが、近年は防水タイプもある。
【漆喰】
防湿、防カビに優れている。
クロスよりはコストがかかる。
【合板】
湿気に弱いのが弱点ですが、ある程度の強度が期待出来る。
こんなところも確認しましょう。
壁・床の汚れ、床鳴りも確認しましょう。
内装材の確認の際は、壁や床の汚れ、床鳴りの有無もチェックしましょう。
特にペーパーホルダー周辺や便器の下は汚れが付きやすい場所です。
壁に汚れが目立ち、今後も汚れる可能性がある場合は、壁下だけ汚れに強い材質に変えるのも良いかもしれません。
床鳴りがする場合や勾配を感じる場合は床下の土台が腐っている可能性があります。
水平器で確認してみて下さい。